ヒロアカ32巻が出ましたね。ちょっとぶ厚め？ですか？間が空いてたんですかね？私は毎週ジャンププラスで定期購読してるので、あんまり待ってる感覚ないのでわかりませんが。
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さて32巻の内容ですが！と言いたいところなんですが、33巻の内容を話します。笑
ここからはネタバレ注意です。
ジャンプ2021年36・37合併号掲載のNo.322「大・爆・殺・神ダイナマイト」なんですが・・・。
大爆殺神ダイナマイトこと爆豪勝己ことかっちゃんが、ついに謝ります。デクに、いや出久に。
いやマジで感動しました。
さっき言った通り基本ジャンププラスでスマホなどで読むんですが、時間がある時はコンビニで立ち読み（カフェラテ買ってるから許してね）します。やっぱり漫画は紙面で読みたいので。だから単行本も買うんですが。
危うくコンビニで泣くところでした。いや実際涙目にはなってたんですが。
これはヤバい！ってことで、感動を共有すべく、Twitterをさっそくチェックします。
おぉ、しっかり「かっちゃん」等がトレンド入りしてるじゃないか！
みんなの「感動した！」「泣いた！」のツイートをみながら「うんうん、わかるわかりみ」と思っていたんですが・・・。
「いじめていた事実は消えない」
「結局は自己満足」
などと叩いている勢がいるではないですか！
おーけー分かりました、戦争ですね。
と啖呵を切ってところでTwitterでクソリプ爆弾を放る気もないので、ここで淡々と反論します。
さて、そもそもいじめなのか
「いじめてたって自分で言ってるじゃないか！」
そうですね。
「いじめ」の定義が曖昧というか違っています。いや辞書的な意味ではなく。
叩いている人は「虐め」を「弱い者いじめ」と解釈しているのでしょう。
作者が「虐め」と書いて「イジメ」と書かなかったのは、いわゆる学校で問題になる陰湿なイジメと差別化の意図があったのだと思ってます。
さてかっちゃんは「弱い者いじめ」をしていたのか。
まずはデクとかっちゃんの関係性を整理します。
・幼馴染
・かっちゃん→天才、デク→無個性
・オールマイトになりたい
ここで大きくかかわってくるのは「オールマイトになりたい」ということです。
ヒーローになりたい、ではありません。
「漫画家になりたい」と「尾田栄一郎になりたい」ぐらい違います。
ヒーローになるという点に関しては100％かっちゃんが勝っていたでしょう。
しかし小さい頃から「オールマイトになりたい」という同じ目標を持ち
全て揃えているはずのかっちゃんは、どうしようもなく
「オールマイトになる才能はデクに負けている」と思うわけです。
正確な年数は不明ですが多分１０年くらいずーっと思い知らされ続けています。
そのくせデクは「かっちゃんすごい！」という具合に羨望の眼差しみたいなものを向けてくるわけです。
正確な年数は不明ですが多分１０年くらいずーっと傍にいます。
いやほんとデク無神経すぎません？かっちゃんは自分より才能ある（と思ってる）やつにずーっと「お前のほうがすごい」って言われるんですよ？マジでほっといてくれ、近づかないでくれ、ってなりません？
（あ、一応言っておくと私はデク大好きですよ？かっちゃんの気持ちにも気づけなくて当然ですし。）
だから自分から離れて欲しくて「虐めた」と。
私は彼を悪だとは思えません。言うなれば喧嘩です。実力差がありすぎて物理的には一方的な展開にはなりますが、オールマイト競争ではかっちゃんは殴られっぱなしです。弱い者いじめどころか逆にデクはかっちゃんの心にワイオミングスマッシュ級のダメージをぶち込んでくるわけです。
かっちゃんは上履き隠したり、体操服隠したり、みんなで無視しようぜーって扇動したり、パンツ一丁で晒し者にしたり、万引きを強制したりしていません（想像です）。大事なノートは爆破しましたが。（あれ？ヒドいヤツかもしれん笑）
それでも虐めたのは事実！！許さん！！
って人はきっと映画版ジャイアンも嫌いなんでしょう。
いいじゃないですか、素直に感動しましょうよ。
あ、そういえばジャンププラスは定期購読すると少しだけ本誌バックナンバーが読めます。
そのおかげでたまたま見逃していた伝説の「 爆豪勝己ライジング」を読めました。
「ん？一週飛ばした？」みたいなことをアホ面で思ってましたが、あれを見逃していたかと思うと恐ろしくて仕方ない。当時Twitter覗いてなくて本当に良かったです。
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